夢が叶った話
- M K
- 2017年12月2日
- 読了時間: 3分
こんにちは、松下です。
突然ですが、みなさん、ジェンガって知っていますか?

ジェンガは1983年にイギリスで発売されて以来、今なお高い人気を誇るNo.1バランスゲームです。
名前の由来はスワヒリ語で「積み上げる」という意味から来ていて、ルール説明不要で何度でも楽しめます。
これだけ歴史があるにも関わらず、現在ではラブジェンガという日本人のダメな部分を最大限に取り入れたゲームまで開発されています。

そんなジェンガを見て僕は思いました。
『工夫すればもっと面白くなるんじゃないか』
こんな思いの丈をゼミのOB会で、その時初めて話す先輩に酔っ払いながら語っていました。
普通なら「ヤバイ後輩がいる」と噂が回って除ゼミにされるところですが、その時話を聞いてくれていた山本先輩は違いました。
除ゼミどころか、「僕ならプロトタイプを作れる」と言ってくれて、なんと日を改めて実際にジェンガを作ることになりました。
そして当日、、、

来ました、、!!
都立大学駅にあるMakers’ Baseさんに連れて来ていただきました。
レーザーノコギリがあるところです。
すでにブレインストーミングを終えて、作りたいオモチャのイメージを作り、東急ハンズで諸々の素材を揃えて来ています。早速工場へ。

ガチです。
この写真を撮っている時点でニヤニヤが止まらなかったのですが、抑えて作業へ。
ちなみに今回は、僕に機械の知識がないため、危ない機械(ノコギリを含む)は触らせてもらえませんでした。次から頑張ります。


ジェンガと言えばやはり木の棒が全てなので、ひたすら等間隔で木を切っていきます。電動ノコギリを小学生ぶりに目にしました。
完成したのがこちらです。

思ったよりジェンガでした。

これを電動ヤスリで角取りしていきます。
電動ヤスリは普通に初めて見ました。
ここまで完成してから、僕たちの『工夫』が始まります。


穴を空けて磁石を入れます。
それを大量に作り、

その場にいたおじいちゃんに「ちょうどよく穴にハマる棒」を作ってもらい、

磁石入りジェンガを完成させました。
最初は穴を塞ぐのにオガクズとボンドを使っていましたが、それを横で見ていたおじいちゃんが角材を研磨しまくって作ってくれました。人の良さに本当に感動しました。

そしてこれをいっっっっぱい作っていき完成しました!
これをたまたま居合わせた方達と一緒に遊んでもらいました。


このジェンガの醍醐味は上下の磁力によって棒が取りにくくなることに加えてもう一つ、、、


『側面にもジェンガが広がる』
という点です。
ルールは定まっていませんが、横に広がることで戦略の可能性もグッと広がります。
側面にジェンガが付いていることで取ることができなくなる棒や、普段だったら絶対倒れているシーンでも謎に耐久したり、遊んでいてとても楽しかったです!!
前から僕はオモチャを自分で作ることを夢見ていて、それは企業に就職してから担当の部署について初めて出来るものだと思っていました。
でもそれが、先輩の鶴の一声でたった1日で形になるまで作ることができました。
人ってやろうとすれば、いつでもなんでも出来るんだなあって本当に思いました。
夢にしていて、実際にやってみて、改めてその面白さを肌で体感しました。作ったものを知らない人にやってもらって「面白い」と褒めてもらう時のことは一生忘れることがないです。
夢が叶って、まだアドレナリンが止まっていないので、もっともっとアイデアを出してもっともっとオモチャを生み出します。
(ブログも頑張ります)
以上です!
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